2019年9月30日月曜日

「異色ではなく、正統」



山形・塩釜の普通列車の旅を楽しんでいる最中で観たのが
テレビ東京のビジネスオンデマンドのダウンロード版。

カンブリア宮殿 「麹町中学校 工藤勇一」
宿題・定期テストは廃止!
教育の常識を打ち破った驚きの公立中学の秘密

刺激的な言葉が並ぶ

・“分からないもの”を“分かるようにする”のが学び
・初年度の改善点が340項目
・教育が変わればきっと社会が変わると思っている
・「どうでもいいこと」にこだわるのは1日は24時間しかないのに、人生の無駄
・世の中のルールと同じでいい 学校は余計なルールはいらない
・組織を変えるためにはみんなに当事者意識を持たせる
・誰もが自分の経験則や成功体験を持ち出す
・トップが“最上位目標”を与えることが大事
 「上位目標は何か」を組織で理解をして吟味できる組織に変えることが必要
・権限を与えて任せる
・親が言ったことで進路を変えたら子供は一生後悔する
 「職業を選ぶ」ということは自分の道から選択肢を捨てること
 勇気を持って“捨てること”は大事な作業

「宿題・中間期末テストの廃止」「クラス担任制の廃止」など、「子供の自律」を最上位目的とした教育システムを作り上げた。


その中心にあるのは、コミュニケーションだと感じた。

この教育システムの改革は、社会全体の資質を問うことにもつながっている気がする。
しっかりしないと💦


2019年9月29日日曜日

20190927 東北&山形om主催 樋渡啓祐さん講演会



北秋田勉強会以来、しばらくぶりに樋渡さんのお話を聞く。

会場は山形市中央公民館大会議室
4年前の山形勉強会の2日目のネットワークサミットの会場と同じ場所。
なんとも感慨深い。

・まちづくりは県民性が現れる
・最大の敵は無関心
・辺境から生まれる
・情報を届ける支援

(8月集中豪雨)
・ハザードマップが役に立たない
・激しい雨風では防災無線は無力(聞こえない)
・内水氾濫(側溝、集落排水)
・テレビからの詳細情報はない
・コミュニケーションギャップ
行政は全力で対応。何をやっても行政への不満は止まらない。
・エリアを限定で防災情報を発信できるアプリの開発。2020.1月にリリース予定。
・情報を届けることできなかった行政の悔しさ(ジレンマ)。




(応援村) https://ouen-mura.com/


・「応援」という言葉を国際用語へ
・「応援」は「サポート」とは少し違う
・「サポート」は上から目線のように感じる
・武雄市競輪場でのパブリックビューイングでの成功事例(午前2時の開催、飲食、解説)
・オリバラでは、会場に行くことが困難な方(高齢者、こども病院や児童福祉施設にいる子どもたちなど)に一緒に観れる場所の提供を。
・レガシーとしての活用


・未だ見ぬ光景を手を携えて見る
制度を熟知することが強み
できない理由よりできる理由を!

多くの刺激をいただき、参加してよかった。
きっと、防災・災害用のアプリと応援村ブースはスタンダードになる。