2019年8月19日月曜日

20190818 秋田OM第7回勉強会「ファシリテーション講座入門編 ~楽しい”話し合い”の作り方~」

秋田OM第7回勉強会
ファシリテーション講座入門編 ~楽しい”話し合い”の作り方~
講師・酒田市市民部まちづくり推進課地域づくり主査 松永隆さん

これまで、図々しく酒田市での取り組みに何度となくお邪魔し、
秋田OMの第1回勉強会の講師も引き受けていただいた松永さんによる
ファシリテーション講座の入門編の勉強会。



松永さんの「対話」を重視しているその取り組みには頭が下がります。
やはり、実践されている方のお話は刺激を受けます。
プロセスデザインとプログラムデザインの作成(事前準備)がキモで
どう作りこむのかが重要。

・中立的な立場
・プロセス管理(プロセスに着目し、介入する)
・聴す(ゆるす)
・引き出す力(チームワーク、参加、意見、思い、やる気)
 引き出す力(聴き出す、書き出す)
・「対話」=「聴く」×「話す」
・可視化(プロセスの共有→参加を促す)
・参加者がふりかえる時間が大切
・「沈黙」→考えている時間なので、じっと我慢。
・「問い」→ケースバイケースで
・「しっている」→「意識している」→「している」→「できる」
・「同意形成」から「合意形成」へ
・「結果」よりも「プロセス」が大事
・ファシリテーションはコーディネーションの「道具」でしかない

最後の振り返りで書いたメモが
・図で考える
 ワークでグラレコを担当した時に、結論が出づらい場面があったが
 参加者で図で考えたら明確になったのでびっくり。
 ※具体的な取り組みを作成できるところまでは至らなかったが、
  方向性ははっきりと確認し共有

・目的を明確にする(戻れる根っこ)
 プログラムを作成する際に、使うシートで、
 「目的」と「目標」を作成する部分があり、目的が明確でないと、シート作成はスムーズにいかない。迷ったら目的に戻ることが大切。

ワークショップ形式でのファシリテーターを務める機会は少ないが、学んだエッセンス(可視化する、沈黙、図で考える、問いなど)は様々な場面で活用できそうだ。


(参考:秋田OM勉強会のこれまで)
20180304 第1回 由利本荘市 松永隆さん
まちづくりシミュレーションゲーム SIMあきた2030
あなたなら、どんな秋田をつくりますか?

20180708 第2回 秋田市 平元美沙緒さん
学びと気づきを促す ファシリテーション講座

20181014 第3回 秋田市 五井渕利明さん
ーキャリア・デザイン・ワークショップー
〜内省と対話から自分の生き方・働き方の軸を再発見する〜

20181125 第4回 秋田市 平元美沙緒さん
ファシリテーション超基礎講座

20190216 第5回 秋田市 松田淳子さん、中嶋結也さん、齋藤望さん
「オンサイト」と「オフサイト」

20190629 第6回 北秋田市 平元美沙緒さん
観察!たかのすまちあるきワークショップ

20190818 第7回 秋田市 松永隆さん
ファシリテーション講座入門編 ~楽しい”話し合い”の作り方~

(番外編)
20181020-21 釜石加奈江さんと林正生さん
大人の遠足〜東日本大震災・被災地を訪ねる旅〜

20190608 斉藤望さん
アオモリ&アキタ オフサイド・ミ-ティング in イカリガセキ
地域事を自分事化してみよう