2017年5月13日土曜日

20170422 北上で未来志向型住民自治を学びあう集い2017



遅くなりましたが、レポートです。

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北上ひと育て・まち育て研究集会
テーマ「豊かな公共と中間支援組織ー間から生まれる未来ー」

北上市 さくらホール

・イントロダクション

進行・高橋直子さん

 ・北上市職員と中間支援NPO法人による実行委員会形式での実施
 ・北海道、広島、石川から参加している
 ・これまでの取り組みで感じてきている「間」をテーマにしている
 ・展勝地の桜を見てほしい。

アイスブレイク:菊池広人さん
  ①名前 ②どこからきたの ③職業は ④何を目的に参加したの
  5分間で、5人と自己紹介 (1対1で)

  平成13年度 総合計画 ワークショップ シンポジウム
  平成16年度 協働によるまちづくり
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   ・
   ・
  平成26年度 自治基本条例の制定

  16の地区 10年後のビジョン


・トークセッション
(テーマ1)
  基礎自治体と中間支援「基礎自治体における中間支援の役割」

 (小野寺浩樹さん・一関市)
   支援対象者を明確に絞って総合支援している
   施設整備よりも職員の資質向上に主眼を置いてきた。
   すべての活動はまちづくり→目的は団体毎に
   インアーチ(集約・発信)の取り組み(スポーツ事業・環境事業・交流事業)
   
   平成20年度 協働のまちづくり
   平成23年度 一関市協働推進アクションプラン
   平成26年度 協働推進計画

   公民館を指定管理 
   地域が選べるメニューを準備して、地域に選択権あり。
   ヨソモノさんいらっしゃい  自治会長サミット 
   市民 → 志民
   公民館と市民活動センターの違い 市民育成


 (葛巻徹さん・花巻市)
   間と中間支援
   自分たちの活動を支え合う生態系を作りたい。
   市民のチャレンジが応援される街に
   成功の秘訣は続けること


 (佐々木範久さん・北上市)
   中間支援組織と協働の意義
    ①取り組みの質が高まる
    ②課題解決に長期的な視点で対応できる
    ③豊富な人材の活躍の機会づくり
    ④新しいことを産み出すきっかけづくり アドボカシー機能
   複雑な社会的課題が直面する現代では、多様なステークホルダーとのつながりの中で
   イノベーションを模索するプロセスそのものが求められているのではないか?
   → 繰り返すことで「まちのちからが増す!」


 (3人のトークセッション)
   花巻市 牧之原市とのファシリテーターの育成での相互交流を実施
     ・岩手でNPOの職員を一番人気のある職業としたい
      (ファウンドレーザーはそのため)
     ・行政だけでまちづくりをやってはいけない
     ・行政内での協働をススメること
     ・社会教育法を現代に合わせていくことが大切
     ・中間支援がなくてもいい状況

(テーマ2)
 地域コミュニティと中間支援「地域コミュニティの中のコーディネーターの役割」
 (及川正男さん・二子地区)
   ・平成13年度から 二子とは?
   ・平成18年度から 地域交流センター化
   ・平成22年度   景観資産の登録(北上市)  二子8景 → 12件

 (菅野健志さん・口内地区)
   ・コーディネーターとしての役割

 (小田島光安さん・黒岩地区)
   ・ビジネス的な要素が必要であったが地域センターでは厳しい
     → NPO法人へ移行
 (3人のトークセッション)
   ・地域づくりは運動会ではない(その地域でなければならないものが必ずある)
   ・協議会とNPOでは同じ文書でもNPOでも全体には伝わらない。
   ・NPOは合意形成が早い。スピード感がある。
   ・若い人を取り込むのは至難の技(楽しければ来る、飲めや、来いや)
   ・子どもは地域の宝です!という保護者が面倒見ない。
   ・言った約束は守らないと組織は育たない。
   ・頑張っていれば、地域の人は見てくれる。(評価してくれる)
   ・ここにいる人しか、地域を守れない。
   ・交流センターが地域らしくなるようなアドバイスをしたい。
    (小さな役所にならないように)
   ・ふれあい講座の麻雀担当。山で木をバリバリ切りたい。
   ・地域で生きて行くため(働くために)何をしないといけないのかを
    考えていかなければならない。


(テーマ3)
 震災復興と中間支援「コーディネーターからチェンジメーカーへ」

(石井重成さん・釜石市役所)
・オープンシティ戦略
・釜石ローカルベンチャーコミュニティ
・高校生と地域の大人が平等な関わりを持つことが大切
・与えられるもの(これまで) → 自らつくりだすもの(これから)
・市民と十分な話し合いを行い、計画は自分たちで。
 連携は民間企業と十分にやる ※求人サイトなど

(多田一彦さん・遠野市)
・東洋思想 間 タウ
・自由空間 ある時はちょうど良く、ある時は生死を分ける空間
 存在と間だけではまさに間抜け → 何かは 光・希望 なんだろうと思う
・中間支援は 希望づくりのお手伝い → 何をする? 状況対応 つまりできることは全てやる
・人がその人らしく暮らせるために本当はこうなのになを普通にする
・勇気が生まれる空間を間とする
・タブーに触れて本当だったらこうなんだろうなと思うこと。

(臂徹さん・大船渡市)
・私はコーディネーターではないです!
・試行を通じてしか
・間を上手くつなぐ人=コーディネーター
・民間と行政の着眼点の違い(看板 情報の期限 耐用年数)
・タウンプロモーション
・プレイスマネジメント

(3人のトークセッション)
・モノを言うがやらない人が多い。成功例を見るまでは実感できない。
・行政との違い 
  ①文化(ルール)が違うことを理解する 
  ②評価を逆輸入する(評価を逆に利用する)
  ③お金の融通が効かない(交付金は供覧して終わり)
・言い続けてやり続けて行くことが必要
・トレンドとなんとか結びつけて行く
・多様な人材、財源、アジェントすること
・「間」ぬけであることを自覚すること
・「間」でいいと思う 周辺の方々が埋めてくれるもの



・ふりかえりダイヤログ