2017年6月25日日曜日

Code for Akita キックオフイベント

本日行われた、勉強会の気になる言葉を羅列しました。
※個人のメモ程度の扱いですが汗




  ※写真を撮り忘れ、今日のランチの写真です汗

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○小林代表あいさつ
Code for Akita
Code for Japan → 秋田県は47番目の立ち上がり

横手市、湯沢市の取り組みが先行している
秋田市では平成29年度から立ち上がった

参加者には制約はない、誰でも入れる
様々な参画の形態がある → 今日が第一歩

◯講演1 Code for Niigataの活動あれこれ
 Code for Niigata 代表 山田 道也氏

女性の参加者が少ない → 都内は多い
アイディア&ハッカソン

●Code for Niigataのこと
キーワード → 「がたまる」

  「がたまる」ってなに?

  にい「がた」の未来づくり
  まちはじ「まる」
  ひとあつ「まる」
  しごとう「ま」れ「る」

Code for Niigataのキーワード → 「コードを紡いで地域を繋ぐ」

  新潟をもっと楽しく、もっと住みやすい街にするために、 
  ICTを活用してアプリケーションを作ったり
  ウェブサービスを提供したりすることを目的とする有志の集まり

ポイント → 「継続、継続、継続!!!」と「モチベーションの持続(無理しすぎない程度に無理する)」

ポイント → 「運営計画/目標を立てよう」「認知度を上げよう」「運営体制を強化しよう」

準備するもの → 「志、心構え」「ロゴ」「キーワード、タグライン」「Code for としての名刺」「大切な仲間」

●あれこれ
(柱となる活動)
 ・各種マッピングパーティー
 ・他団体とのコラボ企画
 ・Local Wikiの充実

(トマソンマッピングパーティ)
 ・トマソン → 不動産に付属し、まるで展示のように美しく保存されている無用の長物
 ・がっかりを見つける → 地域をよくするポイント(ポテンシャル、潜在的財産)を見つける

(pics)
 ・Code for Niigataのアプリ

(マッピングパーティ)
 ・「オープンストリートマップ」「Wheelmapping」「他団体コラボマッピングパーティ」

(チャレンジ!!オープンガバナンス2016)
 連携体制賞を受賞

●今後
(方針)
 「地域を繋ぐために、他団体コラボの充実」
 「持続可能な組織づくり」


  任意団体であることの強み → 将来は法人格



◯講演2 オープンデータで秋田の何を変えられるのか
 みやぎモバイルビジネス研究会 会長 原 亮 氏
資料 → https://www.slideshare.net/hararyo/ss-77250697


●オープデータとは?
 → 二次利用が可能な利用ルール
 → 機械判読に適したデータ形式

●オープンと情報公開ではない

情報公開制度 → 説明責任を全うする観点から行政等が保有する文書についての開示し、開かれた行政の実現

オープンの定義
 → 誰にでも自由に利用できる形式 → 利用者や目的を全く制限されることなく、再配布や譲渡、変更や派生を自由に行う
情報の発信元が明記され、公共性が保たれている

●自治体アプリの2つのウィークポイント
 ・サービスの寿命の問題
 ・市民ニーズへの対応の問題


●行政サービスの変化→3つの視点
 ・情報化の進展
 ・ニーズの多様化と財政問題
 ・市民側の問題解決能力の向上

 官が地域の課題すべてをま丸抱えして責任を果たすには、限界が生じている

●データ開放における官民の役割の変化
ちゃんとしたデータを広く開放する → 役所の役割
オープンデータの考え → 約束に沿ったデータの提供 → アウトプットは民間

●行政の3つのリソース
 ・データの精度保証
 ・最低限の最終アウトプット
 ・利活用の土壌づくり

●市民自治における自治体と市民
 (自治体)
 ・独自の自治体計画やシビル・ミニマムを策定しなければならない
  → 転換を求める3つの限界
    1 ニーズの多様化と慢性的な財政難
    2 課題解決力の相対的な劣化
    3 縦割りによるパフォーマンス低下

  ☆責任と役割の再分担が必要
 
(市民)
 ・高度な専門性を持つ職業人
 ・情報リテラシの高度化

  ☆当事者としていつでも関われる
 
●自治体・市民・自治体職員のイメージ
 (自治体)
 市民自治機構、市民の日常参画、絶えざる劣化
 (市民)
 高い文化水準、余暇と情報、個々の専門性
 (自治体職員)
 政策情報についての発想の転換と技術革新を

●広報情報と政策情報
 ・広報情報 → 政策決定後のお知らせ、決まった後の周知徹底が目的
  オープンデータ化が進んでいる 大阪市の例

 ・政策情報 → 政策精度を作る前の検討・議論の素材となる情報
   争点情報 → 地域で直面している多様な課題を争点として提示
   基礎情報 → 自治体の地域特性、政策構造がわかる情報
   専門情報 → 個別の課題を解決するための技術情報
  
  ※これらを整理・公開しないと、市民・職員・議会・長は政策を検討・議論できない
  ※政策情報をオープンデータにすることが官民協働の地域改題解決の土台になる


●日頃の活用でこころがけたいこと
 (行政)
 ・スモールスタートで出せるものから出していく
  見られたくないデータ
  使われたくないデータ
  深く突っ込まれたくないデータ
  
  外に出すと役に立ちそうなデータ
  よその課のもので使いたいデータ
  市民と一緒に使ってみたいデータ

  手持ちデータの棚卸しを!
  その不安は市民とともに解消する

  (民間)
  ・とりあえず作ってみたけど、何に使いますか?
  ・何が読み取れるのか、よくわからなかった
  ・役所に呼びかけたら、過剰に警戒された

 情報・データを読み込むリテラシをあげていく
 解決すべき課題や実現させたい欲求の具体化から出発

 行政は課題を共有する仲間にする